Philosophy
理解とは、
理解とは、
姿勢から始まる
重症筋無力症(MG)は、症状の個人差が大きく、未解明な部分が多く残されています。医学書に記されていない症状や困難が、今も患者の日常に存在しています。
かけはし賞は、現在の医学的知識の限界を受け入れ、患者の見えない経験に真摯に向き合う姿勢を持つキャリア初期の医療従事者・研究者を顕彰します。
「理解しようとする姿勢」こそが、医療を前進させる原動力であるという信念のもと、そのような取り組みを社会全体で称え、次世代の医療文化を育てます。
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患者の経験を知ろうとする医療従事者の誠実な姿勢こそが、より良い医療への第一歩です。
MG患者の声より
検査結果が陰性でも、症状は確かに存在していました。それを否定せず、一緒に考えてくれた先生に出会ったとき、初めて”治療されている”と感じました。
「飲み込めているのだから、食べられないのは精神的な問題ではないか」と説明されたことがありました。しかし、リハビリの先生から「これほど強い疲労があれば、十分に食事がとれないのは当然だよ」と言っていただき、その言葉に救われました。おかげで経管栄養を受けることができるようになり、大きく助けられました。
MGは、同じ日であっても、その時々の疲労の程度によって、まるで別人のように症状が変化します。「さっきは大丈夫でしたよね」と言われるたびに、説明すること自体が怖くなっていきました。
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